今年、青山学院は創立135周年を迎えます。1874(明治7)年に米国のメソジスト監督教会の信仰と祈りをもって派遣された宣教師たちにより始められた青山学院は、その長い歴史を顧みるとき、順調に発展してきた時期だけではなく、そこには大きな苦難の時代もありました。しかし、どのような艱難の中にあっても、諸先達はキリスト教信仰にもとづく「建学の精神」を貫く道を選び、多くの方々の祈りと経済的な支援にも支えられ、今日の青山学院の礎を築いてくださいました。
現在、経済恐慌に加え、少子化等の影響を受けて、特に私立学校をめぐる経営環境は大変厳しい状況にあります。この様な時こそ好機と捉えて、「改革の幕開けの年」と位置づけ、21世紀に相応しい教育内容の充実・発展に向けて迅速に改革を推進しております。
昨年、「理事長声明」として、キリスト教信仰にもとづく建学の精神のもと、「人間教育の再創造」「環境の整備」「戦略の強化」を三つの柱とした174項目の課題を提示し、法人・教員・職員一体となって取り組んでいます。これらの課題をすべて実現すれば、青山学院は、21世紀に相応しい魅力と特色ある総合学園へと発展を遂げることができるものと確信しております。
さらに、2012年4月から就学キャンパスの再配置を実施し、人文・社会科学系7学部の1年生から4年生までが一貫して青山キャンパスで学ぶことになり、大きな変革の時を迎えております。
私ども青山学院は、単に学問的な知識を習得させるだけでなく、確かな倫理観と豊かな世界観を身につけた、「地の塩、世の光」として人に仕え、社会に仕える有為な人間を育成するという、神様より託された大きな使命を果たしていく所存です。
2008年1月
11月16日 創立135周年記念礼拝・式典・祝賀会 13:00から
