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2007/06/08 山本吉宣教授が第8回「読売・吉野作造賞」を受賞

山本吉宣 大学国際政治経済学部教授の著書『「帝国」の国際政治学--冷戦後の国際システムとアメリカ』(2006.10刊 東信堂)が、第8回「読売・吉野作造賞」に選ばれました。
この賞は、2006年4月~2007年3月に発表された単行本、雑誌論文を対象に、政治・経済・社会関連の出版物のなかですぐれた著書を選ぶもので、豊富な資料を基に「アメリカ帝国」をめぐる国際関係の実態を詳細に分析していることなどの評価を得て、今回の受賞となりました。
贈賞式は7月10日(火)丸の内パレスホテルにおいて行われます。

< 読売・吉野作造賞 >
吉野作造を記念して、1966年度より中央公論社により「吉野作造賞」が設けられ、その後2000年に読売論壇賞と統合されて「読売・吉野作造賞」となりました。過去の受賞者に、永井陽之助 元大学国際政治経済学部教授(1967年度)がいます。
山本吉宣教授 <山本吉宣教授のコメント>
読売・吉野作造賞受賞にあたって

 今般、第8回読売・吉野作造賞を受賞することになり、大変光栄に思っています。
帝国ということばから、この本が、歴史的に帝国を取り扱ったものか、あるいは現体制を批判する本と思われる方もあると思います。しかし、この本は、歴史書でもなく、体制批判の本でもありません。冷戦後の国際政治とその中におけるアメリカの位置と政策を、客観的に、また多くの失敗をおかすアメリカに暖かい視線を持ちつつ、分析しようとしたものです。
読売・吉野作造賞は、論壇や公論に寄与した著作に与えられるものといわれます。私は、論壇や公論に積極的に参画してきてはいませんでした。一介の学者として、研究を進めてきました。聞くところによると、読売・吉野作造賞を受賞した本で、横書きの本は初めてということです。横書きだから学術書と言うわけではないでしょうが、学術書として書いたつもりのものが、世界の行く末、また日本の政策を理解するうえでいささかの貢献をしたとすればうれしく思います。

<略歴>
東京大学教養学部教養学科卒。同大学大学院修士課程修了。ミシガン大学で博士号取得。2004年青山学院大学国際政治経済学部教授に就任。専攻は国際政治学、国際政治理論、アメリカの対外政策。

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