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2007/12/15 国際政治経済学部創設25周年式典および中曽根康弘元首相による記念講演会が行われる(12/1)

12月1日(土)、ガウチャー記念礼拝堂において、大学国際政治経済学部創立25周年式典および中曽根康弘元首相による記念講演会が行われました。小川彩佳さん(テレビ朝日アナウンサー・本学国際政治経済学部卒)が司会を務めました。

■ 国際政治経済学部創設25周年式典
式典は嶋田順好青山学院宗教部長の祈祷の後、土山實男国際政治経済学部長による式辞、深町正信院長、武藤元昭大学学長による祝辞が述べられました。土山学部長は国際政治経済学部の成功は故大木金次郎院長の壮大な構想力と実行力によるものであり、また本学院、教授陣、および卒業生と本学部に学ぶ者すべての方々の日頃の努力とご尽力の賜物であるとお礼の言葉を述べました。続いて深町院長は祝辞の中で、この国際政治経済学部も青山学院の建学の精神に基づき、そして教育方針に則り、キリスト教による人間教育、学生の人格の形成に力をいれてまいりましたし、また、国際政治経済学部は国際と名のつく学部として日本における最初のものであり、国際的にも著名な多くの教授を擁していたので、発足当初から社会から高い評価を得てまいりましたと述べました。引き続いて、武藤元昭学長は、同学部が創設されたことで、厚木まで行かなければならなくなったことをユーモアを交えて話した後、同学部が本学のもっとも新しい学部であるにもかかわらず本学をリードしてきたと述べました。
その後、青山学院大学管弦楽団による弦楽4重奏と堀井美和子氏によるパイプオルガン演奏があり、厳かに式典は終了しました。
土山實男大学国際政治経済学部長挨拶 深町正信院長祝辞 武藤元昭大学学長祝辞 司会:小川彩佳さん
土山實男学部長挨拶 深町正信院長祝辞 武藤元昭学長祝辞 司会:小川彩佳さん
青山学院大学管弦楽団による弦楽4重奏 堀井美和子氏によるパイプオルガン演奏
青山学院大学管弦楽団による弦楽4重奏 堀井美和子氏によるパイプオルガン演奏
■ 中曽根康弘元首相記念講演会「世界における日本の役割」
引き続き、記念講演会に移り、中曽根康弘元首相の「世界における日本の役割」と題する講演が行われました。生い立ちから日本の政治的、外交的役割について年齢を感じない堂々とした語りに聴衆が引き込まれました。その後、質疑応答があり、ユーモアを交えながらお答えいただきました。最後に、11月13日に青山学院大学より名誉博士号を授与された金鍾泌(キムジョンピル)大韓民国元国務総理からの花束が駐日韓国大使館の金慎海一等書記官より贈られ、記念講演会は和やかな雰囲気のなかで終了しました。
中曽根康弘元首相
中曽根康弘元首相
中曽根康弘元首相記念講演の概要
中曽根康弘元首相による講演は、少年期や海軍で身につけた社会観や政治観についての話に始まり、戦後政治の歴史と現代日本の政治外交の課題と展望に至る壮大なもので、講演の焦点は今日の自民党の政治外交にあった。小泉政権がここ十数年来の日本政治の「漂流」を止めることに成功し、安部政権はその途上で終ったものの、憲法や教育という政治の「統治」に関わる問題に対処しようとしたことを評価した。そのうえで、日本外交が国際政治から取り残されないようにするためには、自民党と民主党の「大連立」以外にはないとの立場を表明し、この点はその日のNHKニュースでも報じられた。外交については、日米、日中などどの関係にふれながら、地球環境問題で日本が世界をリードすべきだと述べて日本外交の新しい方向性を示した。
(土山實男記)

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