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2010/04/05 中等部の選択授業で、大学理工学部長谷川美貴准教授による特別授業が実施されました
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3月3日(水)、中等部の選択授業「化学」の中で、大学理工学部の長谷川美貴先生による特別授業が行われました。昨年11月に行われた初等部ご父母を対象とした「科学っておもしろい!」をテーマとした講演会に引き続き、学校の壁を越えた学院内の連携教育として実施されました。
長谷川先生は、世界で初めて偏光発光素子の仕組みを解明するなど、国内外で活躍されています。
当日の5・6時限目、「化学」を選択している生徒たち20名を対象に実施され、長谷川研究室4年生の清水智仁君をサポーターに授業が行われました。本学院中等部の出身でもある清水君の存在が、長谷川先生や見知らぬ「錯体化学」を中等部生たちにグッと近づけてくれるものとなりました。5時限目は長谷川先生が繰り広げる実験を通しての「不思議な世界」、「興味深い世界」が生徒達の目を輝かせ、あっという間に過ぎた45分間でした。続いての6時間目は「謎解き」の時間となり「不思議」のなぞを巧みな話術で解説する長谷川先生の講義に生徒達は必死でペンを走らせていました。
そのほかにも長谷川先生から、色にまつわる様々な話や、2011年は国際化学年であり、生活と化学が身近であることを楽しみながら学び・知ることができる企画が、世界中の至るところで繰り広げられるとの紹介もあり、生徒達の興味をさらにかき立てていました。
そして最後に「生徒達へのメッセージ」として「高校・大学に進むにあたり勉強を重ねて自分の幅を広げつつ、自分がどうやって幸せになっていくかを自分自身で考えて欲しい」と結びました。
今回の授業の内容は次のようなものです。
- 金属を溶かしている液体の種類によってその色が変化する「ソルバトクロミズム(溶媒呈色)」という現象を実験で検証し解説
- その溶液が、温度によって可逆的に変化する「サーモクロミズム(温度呈色)」という現象を実験で検証し解説
- 蛍光灯のもとでは白色に見える2種類の混合溶液にUVランプをあてると、a液は赤色に光り、b液は緑色に光る。
絵の具であれば赤色と緑色を混ぜ合わせると「茶色」になるが、この2つの液体を混ぜ合わせてc液を作り、UVランプをあてるとc液は黄色に光る。といった事が3番目の実験で検証されました。
3番目の実験で見ていたのは物質の色ではなく「光の色」であり、「光の色」は化学反応を起こしていたわけではなく、「赤の光」と「緑の光」を目で見て脳が「黄色」と認識するので「黄色」に見えるという解説がなされ、少々難しい謎解きではありましたが、生徒達の心を充分に惹きつけてくれた実験でした。





