帰宅困難者の受け入れ
帰宅困難者の受け入れ
青山キャンパスは、渋谷区の「帰宅困難者支援(受入)施設(一時滞在施設)」※に指定されており、地震や台風、水害等の災害による公共交通機関の運行停止に伴い帰宅困難者(学外者)が発生した場合、学内施設の一部を使用した受け入れを検討いたします。
※「帰宅困難者支援(受入)施設(一時滞在施設)」とは
「帰宅困難者支援(受入)施設(一時滞在施設)」とは、帰宅困難者が3日程度待機するための場所であり、近隣住民の方が仮設住宅に移るまで生活する「避難所」とは異なります。
1.帰宅困難者を受け入れる場合
帰宅困難者の受け入れは、学院内の園児・児童・生徒・学生、及び教職員等の学内関係者の安全確保と施設の安全確認が行われた上で実施となります。備蓄品の配付等も行う予定ですが、学内関係者への対応が最優先となること、「サービス提供の場」ではなく「共助の場」となることをご理解くださいますようお願いします。
2.帰宅困難者受け入れ訓練の実施
青山キャンパスでは、毎年9月に教職員による総合防災訓練の中で「帰宅困難者受入訓練」を実施している他、渋谷駅周辺の約100ヶ所の事業所等により構成される「渋谷駅周辺帰宅困難者協議会」が主催する「帰宅困難者受入施設オペレーション訓練」にも参加しています。
3.東日本大震災における青山学院の対応
2011年3月11日に発生した東日本大震災では青山キャンパスでも震度5弱を観測し、公共交通機関の運行停止に伴い、多くの帰宅困難者が発生しました。青山学院では発災当日の夕刻から公共交通機関が復旧する翌朝まで、約8,000名を受け入れ、水や食料、防寒具などの防災備蓄品や、トイレ・情報等の提供も行いました。