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青山学院の取り組みと実践/戦略の強化

省エネルギー推進への取り組み

青山学院の省エネルギー推進方針

 

青山学院では、2003年4月に改正施行された「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネルギー法)」を受け、温室効果ガス(CO2)の排出量を削減するため、2005年度から青山・相模原両キャンパスに「省エネルギー推進委員会」を設置して、組織的に「エネルギーの浪費をなくす運動」に取り組んでいます。

青山キャンパスのCO2排出量の傾向と対応

青山キャンパスでのエネルギー使用量は年々増加しています。

増加要因

  • 新しい施設の建設ラッシュ
  • 空調・照明等の室内環境の向上
  • 情報通信機器の増加
  • 研究内容の高度化    など

エネルギーの多使用は、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出量が多いことを意味します。2004年度には、約10,600トンのCO2を排出し、これは杉の木の吸収量に換算すると約76万本分、約900ha分の森林の吸収量に相当(※1)するのです。

図1 青山キャンパスのCO2排出量の推移
(2002~2004年度:2005年度以降は省エネ対策を実施しない場合に想定される排出量)

青山キャンパスのCO2 排出量は増加傾向にあり、このままでは環境に与える影響が大きいものとなります。教育機関として社会的責任を果たすため、エネルギー使用量およびCO2の削減に向けて、全学的に取り組む必要があると考えました。

これは教職員・学生を中心とする「エネルギーを消費するもの全員」が同じ動機のもとで、協力していく必要があるのです。

(※1)環境省/林野庁「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」より、杉の木が1年間に吸収する平均CO2量=14kg/本・年。また、占有面積は12㎡/本(3.5m間隔)とする。

青山学院の省エネルギー対策の取り組み

  運用改善 設備改修
2005年度
  • 省エネルギー推進委員会の開催(3回/年)
  • 大学教室マスターシステムによる使用教室の空調・照明の管理
  • 学内Webで光熱水費およびエネルギー使用量・CO2排出量を情報公開
  • 空調熱源機の余熱時間の短縮
  • 省エネルギーパトロールの開始
  • トイレ・パソコン画面・事務室照明・コピー機など、使用していない時の電源OFF(節電)運動開始
  • 自販機の夜間電源OFFタイマー設置
  • 空調機器への省エネベルト採用
  • 機械室内の蒸気バルブ保温断熱材取り付け

クールビズ

エネルギーの見える化

2006年度
  • 省エネ活動放送の実施(2回/日:昼休み・夕方)
  • クールビズの実施(6/1~9/30)
  • 大学研究室個別空調の一括停止(4回/日)
  • サーバー室・マシン室の空調温度見直し
  • 幼稚園床暖房設備の通電期間短縮
  • 中等部プールの熱源運転を使用時間に合わせて自動化
  • 冷暖房の設定温度変更(夏期27℃、冬期21℃)
2007年度
  • 高中グランドの夕方照明点灯時間の短縮
  • 老朽化した空調機器を高効率機器へ更新(総研ビル・大学11号館・大学2号館)
  • ボイラ改修燃料転換(A重油→都市ガス)
  • 中央式空調設備の冷凍機出口温度の緩和(7℃→11℃)
2008年度
  • 冷暖房期間の短縮
  • 大学就職資料室に空気循環装置を設置して、空気設定温度の軽減を図る
  • 学内Webで電力デマンド値への超過警告発令と節電依頼発信
  • 高中別館地下書庫の冬期冷房除湿運転を停止し、送風運転に切り替える
  • 青山キャンパス契約電力削減
  • エネルギー監視装置の設置
    →『見える化』
    ・初等部エネルギー
    ・大学9号館教室温度
2009年度
  • クールビズ期間延長(5/1~10/31)
  • エネルギー監視装置の設置
    →『見える化』
    ・中等部エネルギー
    ・大学11号館教室温度
  • 中央式空調設備のボイラーをガス式に集約化

青山キャンパスのCO2排出量の推移

図2 青山キャンパス全体のCO2排出量の推移 (2002~2009年度:東京都提出資料より)

2005~2009年度の5年間で、エネルギー使用量・CO2排出量を大幅に削減しました!

2005年度からエネルギー使用量は減少傾向に転じました。
2009年度には2004年度と比べてCO2排出量を約2500トン削減しました。
これは、2004年度のCO2排出量の約23%に相当します。

2005~2009年度の5年間での累積CO2削減量(※2)は、約7,400トンとなりました。
これは、2004年度のCO2排出量の約70%にあたります。

(※2)累積CO2削減量:2004年度のCO2 排出量を基準として、2005~2009年度の各年度CO2排出量との差を積算した量(棒グラフの薄緑色部分の合計値)。

青山キャンパスの今後の取り組み

17号館 イメージパース


高等部 イメージパース

 

  • 新校舎における 『環境負荷低減策の採用』
    • 太陽光発電システム
    • 雨水・井水・雑排水利用
    • クールヒートトレンチ
    • 日射制御(ペアガラス等)
    • 自然換気システム
    • 高断熱屋根
    • 屋上緑化
  • 運用改善方法の検討
  • 省エネルギー推進組織の整備

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