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2019年感謝の催し

2019年
理事長主催「感謝の催し」

2019年 理事長主催「感謝の催し」

 1年間で100万円以上のご寄付をくださった方をお招きする毎年恒例の理事長主催「感謝の催し」が、去る12月12日(木)アイビーホール「ミルトス」にて開催され、約70名の寄付者の方にご出席いただきました。
 当日は本部礼拝堂での学院クリスマス礼拝にもご出席いただき、学院関係者とともにアドベントをお祝いしました。
 「感謝の催し」は、堀田理事長の挨拶から始まり、桑原常務理事による「ご寄付の使途と現状」の報告、女子短期大学グロリアス・クワイアによるハンドベルの演奏や奨学金受給学生による感謝のスピーチ、そして学院および各設置学校執行部との懇談の時間をもちました。
 ハンドベルの美しい音色によるクリスマスソングの演奏や、奨学金受給学生の将来の夢に向かって前向きに生きる姿勢に、寄付者の皆様から暖かい拍手とエールが送られ開場は和やかな雰囲気に包まれました。最後に鵜飼常務理事より閉会の挨拶があり盛況のうちに会を終えました。

奨学金受給学生 スピーチより『「恩返し」より「恩送り」がしたい』

大学法学部4年 望月爽介さん

 学内の給付型奨学金(敬愛奨学金)を給付していただきました。現在、私は、卒論の作成、来年度からの法科大学院に進学のための勉強および司法試験合格を目指して日々勉強しています。いただいた奨学金は試験勉強のためにアルバイトができない期間の生活費、テキスト代、受験料に充当しました。そして、受験した法科大学院はすべて合格することができました。このような結果を残すことができたのは、やはり奨学金の支給があり、選択肢を広げることができたからであると考えています。

 私は「恩送り」という言葉が好きです。受けた恩をその人に直接返すという意味ではなく、別の人に渡していくということです。自らの損得関係なしに、自分には見えない他の第三者に対して気遣いを、もらった幸せを他の誰かに与え、幸せを広めていこうとするものです。
 司法試験に合格し、弁護士として働くことができた場合には、奨学金をいただいた恩を忘れずに、困っている人に対して手助けができたらと思っております。また、今回、ご寄付をいただきましたように、自分も積極的に寄付をしていき、「恩送り」を実現したいと思います。