(1883〜1959年)
青山学院高等科卒業。三井銀行取締役会長、帝国銀行取締役頭取などを務め、戦後はソニー株式会社創立期の取締役会長や日本経済団体連合会常任理事として活躍。青山学院理事長・校友会会長などを歴任。
「万代基金」の名の元となった万代順四郎氏は、苦学生として青山学院中等科・高等科を卒業し、その生涯を貫いたキリスト教の信仰による高潔な愛と奉仕の志を、学ぶことが困難な若者と母校の発展のために捧げ尽くし、トミ夫人とともに節約して貯めた個人資産のほとんどを学院に寄付されました。青山学院では、このご寄付をもとに「万代奨学基金」として、意欲ある学生を支援してまいりました。