1963年生まれ。青山学院中等部卒業。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業後、同大学院を修了。
チェリスト及び指揮者・作曲家として活躍中。
「題名のない音楽会」などテレビ番組へのゲスト出演も多数。
2013年から、ミャンマーの国立交響楽団を指導、一流の交響楽団を目指し奮闘中。
父は「男はつらいよ」「ビルマの竪琴」等の作曲家・指揮者の山本直純。「ビルマの竪琴」には自身もチェリストとして参加。
2018年度 「チェロの調べとトーク」
2018年度
「チェロの調べとトーク」
チェロの調べとトーク「父 山本直純が残した音楽と私の進む道」開催報告
10月20日(土)本多記念国際会議場にて、青山学院募金感謝イベントが開催され、約300名の寄付者の方にご来場いただきました。
今回は、校友でチェリスト・指揮者である山本祐ノ介氏をお招きしました。奥様でピアニストの小山京子氏と共に素晴らしい演奏をお聴かせいただき、また2013年より指導を続けているミャンマー国立交響楽団でのエピソードを、現地での様子をスクリーンに投影しながらお話しいただきました。
続いて、女子短期大学の趙慶姫教授による「アートでつながる壁画プロジェクト」の寄付報告と、プロジェクトに参加した海老秀比古さん(大学総合文化政策学部1年)に活動報告をしてもらいました。その後、プレゼント抽選会が行われ、盛況のうちに終えました。
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山本氏、小山氏の演奏
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プレゼント抽選会
山本祐ノ介さんインタビュー
--青山学院時代について教えてください。
私は中等部の3年間しか在籍しておりませんでしたが、多感な時期に学校中に漂うアットホームな雰囲気の中で過ごせたことは今も忘れることが出来ません。
その雰囲気の中で出来た多くの友人達とは今も親しく付き合っており、私の宝となっています。また、バンドでドラムセットを叩き文化祭に出演したこともいい思い出です。
9月23日に行われた青山学院大学同窓祭(AOYAMA GREEN FESTIVAL)では、そのバンド仲間の1人である高橋克典くんの誘いでまた彼と一緒にステージに立つことが出来、青学ファミリーの絆を感じました。
--ミャンマー国立交響楽団をゼロから育てている中で学んだこと、感じたことはありますか?
情熱をかけて頑張っていると、どこからか助けてくれる人が現れる、ということを感じています。どこかで誰かが必ず見てくれているんですね。
--何を大切に音楽活動をされていますか?
音楽は人の幸せにつながるものであってほしい、と思っています。
--青山学院は幼稚園から大学院まである総合学園で、小さな子どもから大人まで学んでいます。
山本さんが青山学院に期待する事があれば教えてください。
優しい心で人と接することが出来る素晴らしい人材をたくさん育てて、どんどん世界に送り出してもらいたいです。