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教会暦・行事

2023年度の教会暦・行事を解説もあわせてご紹介します。

 行事 行事解説
2023年 公現節
( Epiphany )
1/6~2/21 異邦への救い主の公現を祝う教会の祝日。クリスマスから12日後にあたる(1月6日)。東方の博士が星に導かれてキリストを礼拝しに来たことから、異邦人に対する主の公現として祝われる。
信教の自由を守る日 2/11 2月11日。日本の建国記念の日に、教会が信教の自由を確認するためにもうけた日。
灰の水曜日
( Ash Wednesday )
2/22 四旬節の初日。中世から西方教会ではこの日に、初期には痛悔者が頭上に祝別された灰をかぶり、後期には全員が額に灰の印をうけて懺悔の印とした。
四旬節
( Lent )
2/22~4/6 レント、受難節とも呼ぶ。復活日より主日(日曜日)を除いた40日前の水曜日(灰の水曜日)から始まり、復活日の前日までをいう。この期間にキリストの受難を感謝して克己の生活を送る。
棕櫚の主日
( Palm Sunday )
4/10 復活前主日で枝の主日ともいう。イエスのエルサレム入城を記念する日曜日でこの日から受難週が始まる。
受難週 4/2~4/8 棕櫚の主日から復活日の前日までの一週間で、イエスの受難をしのぶ時である。
聖(洗足)木曜日
(Maundy Thursday)
4/6 受難週の木曜日。聖餐(主の晩餐)が設定された日として記念される。この日、イエスが弟子たちの足を洗ったことから、洗足木曜日と呼ばれるようになり、国王・主教などが貧しい人々の足を洗って贈り物をするという習慣が生まれた。
受難日
(Good Friday)
4/7 キリストが十字架につけられた日。聖金曜日、受苦日ともいう。初代教会の時代からキリストの受難と死を覚えて、この日を特別の日として守ってきた。
復活日
( Easter )
4/9 キリストの復活を記念する、教会暦中でも最古の祝日。ニカイア総会議以後、春分の日の後の最初の満月の次に来る日曜日を復活日とすることに定められた。
母の日 5/14 5月第2日曜日に行われる教会行事。十戒の第5戒「あなたの父母を敬いなさい」に基づき、母に感謝する日。
ジョン・ウェスレー
回心記念日
5/24 1738年5月24日にメソジスト教会の創始者ジョン・ウェスレーがロンドン市内のアルダスゲート街での集会において信仰によって義とされる福音的回心をしたことを記念する日。
聖霊降臨日
( Pentecost )
5/28 復活日から50日目、昇天日の10日後の日曜日。聖霊が使徒たちの上にくだった日。降誕日、復活日とともに教会の3大祝日である。
子どもの日
(花の日)
6/11 6月第2日曜日。アメリカの教会の行事で、日本に明治中期に移入され、教会や教会学校においてこの日に花をもちより、自然の恵みを神に感謝し、子供のための礼拝を守り、病人などを慰問する行事となった。
平和聖日 8/6 8月の第1日曜日に、第二次世界大戦中に広島、長崎に原爆が落とされたことを覚え、教会の立場から平和を祈願する日とした。
世界聖餐日、
世界宣教の日
10/1 キリスト教会には聖餐式という大切な式があり、10月第1日曜日だけは全世界の教会でいっせいに聖餐式を守って、キリストにある一致を覚えようという行事。
伝道献身者奨励日 10/8 神学校を覚えて、伝道のために生涯をささげる人の与えられることを祈る日。
宗教改革記念日 10/31 1517年10月31日にマルチン・ルターがウイッテンベルク城教会の扉に95条の質問書を貼りつけ宗教改革のきっかけとなったことから、プロテスタント教会が成立したことを記念する日。
収穫感謝日、謝恩日 11/23 収穫感謝の行事をする日。アメリカでは最初の清教徒の習慣に従い、11月の第4木曜日に収穫感謝祭が守られる。日本の教会では11月第4日曜日を収穫感謝の日として礼拝を守る。
待降節
( Advent )
12/3~12/24 クリスマスを迎えるための準備の季節で、11月30日に一番近い主日から始まる。イエス・キリストを待ち望む意味でアドベントという。
降誕日
( Christmas )
12/25 イエス・キリストの誕生を記念する日。
降誕節 12/25~2024/1/5 クリスマスから公現節の前日までの期間。