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宮古港フェリーターミナルビル
壁画除幕式開催(6/22)

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2018.06.22

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宮古港フェリーターミナルビル
壁画除幕式開催(6/22)

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6月22日(金)、岩手県宮古市の宮古港フェリーターミナルビルに、女子短期大学が昨年8月から行ってきた「アートでつながる壁画プロジェクト」の主催で制作した壁画が完成し設置されたことを記念して、壁画除幕式が開催されました。
この日、岩手県初の【宮古-室蘭】フェリー航路が開設され、第一便のフェリーが出航する前の早朝6時30分より除幕式が行われ、山本正德 宮古市長、宮古市と室蘭市から教育委員会教育長、壁画制作に参加した宮古市の磯鶏小学校の5年生児童と校長・教職員の皆様、室蘭市のみなと小学校の5年生児童と校長・教職員の皆様などが参加されました。女子短期大学からは八耳俊文学長と、このプロジェクトを精力的に推進してきた趙慶姫教授や吉岡康子准教授、そして5人の学生たちが参加いたしました。
除幕が行われ、3枚の壁画パネルがお披露目されたのち、八耳学長からこれまでの取り組みの経緯にふれた挨拶があり、山本市長からは、女子短期大学への労いの言葉と復興を目指す力強いご挨拶をいただきました。そして両小学校の児童から、八耳学長と趙教授に花束が贈呈されました。
除幕式後も引き続き、フェリー就航記念セレモニーが行われ、地元の黒森神楽(国の重要無形民俗文化財)演舞などが行われ、予定通りの8時に第一便のフェリーが室蘭に向けて出港しました。
1階のエントランスホールの壁3か所に設置された壁画パネルは、東日本大震災の復興と地元の方々の未来を祈り、下記の皆様437名の手により制作されました。地元の方々やフェリー利用者の皆様から、復興への願いを祈念した交流の証として、末永く愛され続けることを願っています。

〈プロジェクトに参加された皆さん〉

○宮古市の小学生/宮古市立磯鶏小学校、高浜小学校、津軽石小学校、藤原小学校、宮古小学校
○岩手県立宮古北高等学校(青山学院高等部と交流)
○室蘭市の小学生/室蘭市立みなと小学校
○熊本市の中高生/ルーテル学院中学・高等学校
 (大学、女子短期大学の学生が2016 年の熊本地震に対するボランティア活動で同校と交流)
【合計216名】

○青山学院 大学、女子短期大学、高等部、中等部、初等部、幼稚園
【合計221名】

〈アートでつながる壁画プロジェクト〉

青山学院女子短期大学は、東日本大震災被災地支援活動として学生ボランティアの派遣を2011年7月から行っており、青山学院大学の学生や、青山学院高等部の生徒とともに、被災地との関わりを継続しています。
その連携協定を締結している岩手県宮古市に、2018年6月岩手県初のフェリー航路が就航することになり、そのフェリーターミナルビルに「壁画」を設置するプロジェクトを女子短期大学が発案し、2018年5月の壁画パネル設置を目指して、2017年8月から2018年3月まで、各地(上記)でワークショップを実施いたしました。
「海に生きる」「出会い・つながり」をテーマに、将来を担う若者・子どもたちの手で描いた壁画(20×20cmのパーツ)を制作し、そのパーツをパネルに貼り付けて3つの大きな壁画パネルが完成しました。

〈お問い合わせ〉

女子短期大学現代教養学科教授 趙慶姫(チョウ キョンヒ)
メール:kcho@luce.aoyama.ac.jp