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【高校野球】手に汗握る展開で劇的勝利
 選手もスタンドも沸いた初戦

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2018.07.09

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【高校野球】手に汗握る展開で劇的勝利
 選手もスタンドも沸いた初戦

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7月8日(日)神宮第二球場で行われた、高校野球東東京大会の初戦、足立学園高等学校との対戦の様子をお伝えします。

〈試合レポート〉

同点で迎えた9回裏、足立学園の攻撃。最初の打者が3塁打を放ち、ノーアウト3塁。
スタンドにいた誰もが本学の敗戦を予感しただろう。青学応援席に重い空気が漂っていた。
しかし思わぬことが起きた。キャッチャー大塚君が、3塁ランナーを牽制球で刺したのだ。スタンドはお祭り騒ぎのように沸きに沸いた。
そして10回表、1アウト3塁から、キャプテン佃君のセンター前ポテンヒットで勝ち越し、これが決勝点となり、見事勝利をつかんだ。それは、選手たちが安藤監督に捧げる執念の勝利だった。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
青山学院 2 0 0 0 1 0 0 1 1 1 6
足立学園 1 0 0 1 0 2 0 1 0 0 5

今まで観戦したなかで、これほど劇的な展開をみせた試合は記憶にない。スコアボードは上の通りだが、このボードの数字では表しきれない様々な展開があった。これまでの安藤監督の采配に違わず、的確な状況判断で、見る者にとっては思わぬ戦術にドキドキしつつ、どちらが勝ってもおかしくない展開のなか、常に緊張して彼らを見守った。それは、安藤監督が20年指揮してきた節目で退任するというコメントをもらって以来、少しでも長く安藤監督と選手たちがグラウンドにいてほしい、という想いも混ざり、熱のこもった応援となった。
渡辺健高等部部長をはじめとした教職員、野球部OB・OG、卒業生、そして高等部の生徒や、野球部保護者の皆様で3塁側の応援席がほぼ埋まる中、我々に大きな喜びと感動を与えてくれた安藤監督や選手たちへの感謝の気持ちは、応援していた皆の共通の想いであろう。

次戦は、7月14日(土)14時~神宮球場で行われる予定です。皆様のあたたかい応援をお願いいたします。

(レポート S・T)