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女子短期大学 学長・副学長就任式を挙行

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2020.04.02

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女子短期大学 学長・副学長就任式を挙行

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4月1日(水)16時30分より、本部礼拝堂において、「青山学院女子短期大学 学長・副学長就任式」を大島力学院宗教部長司式のもと執り行いました。
新型コロナウイルス感染防止対策により、参会者による讃美歌斉唱を行わないなど、規模を縮小して行いました。

吉岡康子女子短期大学宗教主任による聖書(詩編第23編1~6節)の朗読、祈祷ののち、山本与志春院長立会いのもと、大島学院宗教部長と、河見誠 新学長および、趙慶姫 新副学長による「誓約」が行われました。

山本院長による新学長・副学長の紹介があったのち、新学長・副学長より就任にあたっての挨拶がありました。

河見学長は、「2005年に出された大学との統合化の諮問があってから、先ほどの聖書の箇所にもありましたように、先の見えない、道の無い、一歩踏み外せば谷底に落ちてしまうような死の陰の谷を歩む思いでした。しかし、女子短期大学の閉学とともに、大学へ、特にコミュニティ人間科学部へ短大がこれまでに積み上げてきた教育力が承継されるシステムが作られました。また女子教育についてはジェンダー研究所が設立され、実現しようとしています。今年、女子短期大学創設70周年を迎える年に70人の専攻科生を迎えることになりました。これまで積み上げてきた70年に亘る教養教育を、渾身の思いを込めて注いでいきたいと思います」と述べました。

趙副学長は、「1997年に非常勤講師として就任して以来、芸術学科の「芸術の本当の意味を正面から学生に伝える」という理念に驚き、青山学院女子短期大学の豊かさに感動しました。今、閉学にあたりその任の重大さを感じています。この3か月間、引継ぎのため、教授会資料など様々な厖大な資料に接してきました。的確な判断をするという難しさも知りました。伝統ある女子短期大学に、短大教員としての最後の1年間をこのような形で関わることができることに喜びを感じています。河見学長を支えていきたいと思います。」と述べました。

続く堀田宣彌理事長の祝辞では、冒頭で新型コロナウイルスによる影響で世界中で多くの方が亡くなられていることに哀悼の意を表し、1日も早く収束することを願う祈りの言葉があったのち「建学の精神とキリスト教信仰に基づき、青山学院女子短期大学の最後の学長・副学長として、歴史に残るような、青山学院女子短期大学の卒業生約62,000人が誇れるような終結の業務をお願いしたいと思います。」と述べました。

最後に大島学院宗教部長の祝祷をもって、就任式は終了しました。