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青山学院創立148周年記念礼拝を行いました

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2022.11.16

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青山学院創立148周年記念礼拝を行いました

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青山学院は、2022年11月16日(水)、創立148周年を迎えました。
これを記念して、11月15日(火)15時よりガウチャー記念礼拝堂において、「青山学院創立148周年記念礼拝」を執り行いました。
引き続き「2022年度青山学院学術賞授与式」「2022年度青山学院永年勤続者(勤続25年)表彰式」を執り行いました。
相模原キャンパスのウェスレー・チャペルへも同時中継されました。

■創立記念礼拝

伊藤悟学院宗教部長司式のもと、讃美歌斉唱、聖書「マタイによる福音書」第5章43~48節の朗読、高砂民宣大学宗教主任により祈祷が捧げられ、日本基督教団銀座教会牧師の高橋潤氏による「完全な者とは」と題した説教がありました。伊藤学院宗教部長による特祷「昇天者を覚えて」をささげ、最後に伊藤学院宗教部長による祝祷をもって終了しました。

礼拝後、山本与志春院長より、故・羽坂勇司理事長の業績を記した回顧録が出版されたことの紹介と、羽坂先生のご功績への感謝を述べたあと、「青山学院の148年の長い歴史には多くの困難がありました。しかしそのたびに、先達や青山学院で学んだ卒業生たちや教職員の献身的な働きと、青山学院を愛する熱い思いによって守られ、今日の青山学院があります。創立記念礼拝のこの時に、先達への感謝の思いを新たにしたいと思います。148年を迎えた今年度は対面授業や各種の行事が、以前に近い形で実施されております。ともに学び合い、協働を体験する教育の機会が提供できていることを喜んでおります。一方で、世界ではロシアによるウクライナ侵攻以降、戦いは止むことがなく続き、多くの命が無残に奪われています。過去の戦争において本学からも多くの若者を戦地に送りましたが、二度と同じ過ちをしてはなりません。これからも「地の塩、世の光」として、そしてサーバント・リーダーとして生き、平和を創り出す人を育てることこそが、私たち青山学院が果たすべき使命であることと信じています」と挨拶がありました。

■青山学院学術賞授与式

以下6名の青山学院学術賞受賞者に対し、山本院長より正賞が、阪本浩大学学長より副賞が贈られました。
贈呈後、受賞者を代表して松尾孝一経済学部教授より挨拶がありました。

〈受賞者と受賞作品の紹介〉

大学 文学部フランス文学科 教授 井田尚
[著書] 『百科全書 世界を書き換えた百科事典』
    (2019年8月 慶應義塾大学出版会)

大学 文学部日本文学科 教授 山崎藍
[著書] 『中国古典文学に描かれた厠・井戸・簪 ー民俗学的視点に基づく考察』
    (2020年12月 勉誠出版)

大学 教育人間科学部心理学科 准教授 上田琢哉
[著書] 『カウンセリングを倫理的に考える ー迷い,決断することの理論と実践ー』
    (2022年3月 岩崎学術出版社)

大学 経済学部経済学科 教授 松尾孝一
[著書] 『ホワイトカラー 労働組合主義の日英比較 ー公共部門を中心にー』
    (2020年10月 御茶の水書房)

大学 理工学部電気電子工学科 教授 黄晋二
[体系的研究] 「グラフェンのデバイス応用に関する体系的研究」

大学 社会情報学部社会情報学科 教授 伊藤一成
[体系的研究] 「情報教育分野におけるピクトグラム利活用技術に関する体系的研究」

≪正賞および副賞贈呈≫
■永年勤続者表彰式

表彰者18名を代表して、北村文昭教育人間科学部教授に対し、堀田宣彌理事長より表彰状と記念品が贈られた後、表彰者を代表して北村教授より挨拶がありました。

また、堀田理事長から表彰者に対し、長年に亘り学院に貢献してきたことへの感謝の言葉を贈り、青山学院がこれまで多くの困難を信仰の盾によって乗り越えてきたことに触れたあと、「新経営宣言『Be the Difference』は、世界は一人ひとりの力で変えられるというテーマを掲げています。お一人おひとりが個性を認め合いながら結束していくことが大切です。『オール青山』として社会に青山学院の存在を示していくためにこれからも皆さまのご協力をお願いしたいと思います」と挨拶がありました。

≪賞状および記念品贈呈≫
書籍『羽坂勇司 回顧録』配付

式後ロビーにて、ご息女の野上ゆかり様が発行された故羽坂勇司理事長を回顧した書籍『羽坂勇司 回顧録』が配付されました。