6月26日（月）9：40より、青山学院幼稚園とフィリピンの「ミンダナオ子ども図書館」をオンラインでつなぎ、園児と現地の子どもたちとの交流会が行われました。

「ミンダナオ子ども図書館」は、フィリピンの開発地域の村に入って絵本などの読み聞かせ活動のほか、医療支援、就学支援、保育所支援、子どもシェルター、難民救援活動、植林活動などを行っている現地NGO法人。幼稚園では2016年以来、献金を通じた支援や現地法人代表の講演会を開催するなど、保護者会が中心となって、さまざまなかたちでの交流が続いています。

この日の交流会では、同法人より西村奈々子さんが来園し、園児や保護者に向けて現地の子どもたちの様子や「ミンダナオ子ども図書館」の活動を紹介、その後子どもたちがお互いに質問を交わすなどなごやかな交流のときがもたれました。

石橋エリ幼稚園主事は「内戦で家族を亡くすなど悲しい経験をしている子どもたちが、皆笑顔で家族のように暮らしています。彼らの様子を知ることが青山学院幼稚園の子どもたちにとっても、とても豊かな経験になっています。支援する側とされる側ではなくてギブアンドテイクの関係を築く第一歩になったと感じています」と話しました。