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全学院教職員新年礼拝を行いました

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2024.01.10

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全学院教職員新年礼拝を行いました

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1月9日(火)17時より、ガウチャー記念礼拝堂において、全学院教職員新年礼拝を行いました。

伊藤悟学院宗教部長司式のもと、聖書「マルコによる福音書 第10章35節~45節」の朗読、八木隆之大学宗教主任による祈祷がささげられた後、高砂民宣大学宗教主任による「神を敬い、人に仕える」と題した説教がなされました。
その後、「1月1日の能登半島地震の被災地を覚える祈り」を青山学院として一同でささげた後、「主の祈り」をささげ、伊藤悟学院宗教部長の祝祷をもって礼拝は終了しました。

礼拝終了後、山本与志春院長より、教職員に向けた新年の挨拶がありました。

新年挨拶 山本与志春院長

新年の挨拶が憚られるほどの能登地方を中心とした大地震があり、多くの方々が被災されました。一刻も早い救援、復興が進むことを願わずにはいられません。

また、1月2日、3日に行われた箱根駅伝で大学陸上部が見事総合優勝を勝ち取り、青山学院150周年を迎える2024年の門出に大きな祝福と喜びを与えてくれたことに感謝申し上げます。駒澤大学一強と言われる中、選手は「負けてたまるか」と強い精神力で厳しい練習に耐え、しっかりとした準備を行い実力をつけた故にこの成果を得たのではないかと思います。これに倣いわたしたちもしっかりと準備をして新しい年を進めたいと思います。

青山学院が150周年を迎えるにあたり、大学では4月に念願の図書館が完成し、幼稚園舎も夏には完成、青山学院ミュージアムも新たな開設に向け、準備が進められています。「響け、青学マインド。」というキャッチコピーが作られましたが、わたしたちの青学マインドがどういったものであるのかを見極めつつ、新たな歩みを始められる年を迎えることができて感謝を申し上げます。

世界を見つめていくと、ウクライナやガザ地区における戦争が続いており、解決の糸口が見つからない状況です。
『すべての人と社会とに対する責任を進んで果たす』人、サーバント・リーダーを育てることを青山学院の教育の目的として掲げるわたしたちとしては、これらの問題に対して無関心ではいられません。
自由な社会があるからこそ、わたしたちは自由に学び、研究ができます。これは平和だからこそ守られていることだと思います。
これからも本当の平和な世界を作っていくために、青山学院は果たすべき大きな使命を持っていると思います。
新しい150年を迎えるこの2024年、みなさま方と共に今までの歩みを感謝し、祝い、祈ってまいりたいと思います。