〈高等部〉ブラスバンド部が創部以来初の都大会出場権を獲得
8月15日、小平市で行われた第64回東京都高等学校吹奏楽コンクールに出場したブラスバンド部が、見事、金賞を受賞し、創部以来初めてとなる都大会への出場権を獲得しました。
なお都大会(2024 全日本吹奏楽コンクール予選)は9月22日、江戸川区総合文化センターで行われる予定です。
都大会初出場についてのコメント
◆ブラスバンド部 部長 3年 関岡幸太さん
2024年の高等部ブラスバンド部では、「都大会出場」を目標に活動していました。ずっと目標にしていたからこそ、達成できたときは言葉では表しきれないほど嬉しかったです。
沢山のコーチ・先輩方のご協力や、いつも演奏会に足を運んでくださった皆さまのご協力は大きな支えとなりました。本当にありがとうございました。
「都大会出場」はとても難しく、達成できるのか不安に思うこともありました。ですが全員が諦めなかったからこそ、そして一足先に本番を迎えた後輩たちの小編成部門(C組)が金賞を受賞したことで最後まで妥協せず掴み取れた、誰一人欠けても達成できなかった結果です。本当に部員たちには感謝しています。
これからも楽しむことを忘れず都大会へ挑みたいと思います。これからもどうぞ青山学院高等部ブラスバンド部をよろしくお願いします。
◆ブラスバンド部 指揮者・特別コーチ 百瀬太智さん
「青学サウンド」
この夏、青山学院高等部ブラスバンド部は遂に史上初となる都大会進出を果たしました。
日頃よりご協力、またご声援をくださった学院関係者すべての皆様に心より御礼申し上げます。各代の部員達が脈々と繋いできてくれた伝統、そして努力が実を結び今年度このような結果を頂いたことを心より嬉しく思っております。
吹奏楽は今や日本全国で最も盛んな部活動のひとつでもあり、同時にハイレベルな技術、表現が求められるようになりました。私自身が生徒時代も当時のコーチ、仲間と共に夢みてきた都大会への切符はとてもぶ厚い壁の先にありました。自らが指揮者に就任してから、改めて青山学院だからこそできる音楽とは何なのかを探してきました。その答えは一番近くにいる目の前の生徒達の中にありました。生徒主体で考えさせること、指揮者は導き出した答えへと向かう彼らの行動を信じること。ただ引っ張るのではなく肩を寄せあい、時には共に悩み、そして共に歩むこと。生徒自身が導き出した音楽こそ「青学サウンド」だと信じています。都大会では我々がこの夏に導き出した「青学サウンド」を会場に響かせたいと思います。どうぞ今後とも青山学院の吹奏楽が奏でる音楽をお楽しみ頂き、お聴きいただければと思います。
〈百瀬コーチプロフィール〉
青山学院初等部、中等部、高等部卒業、55期生。東邦音楽大学卒業。現在、青山学院中等部吹奏楽部、高等部ブラスバンド部指揮者、中等部部活動指導員及び高等部特別コーチ。
(明治大学応援団吹奏楽部常任指揮者、一般社団法人BRASS EXCEED TOKYOホルン奏者)