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院長からのメッセージ

院長からのメッセージ

新年度のご挨拶

青山学院院長 山本 与志春

 先にあったことを思い起こすな。/昔のことを考えるな。
 見よ、私は新しいことを行う。/今や、それは起ころうとしている。
 /あなたがたはそれを知らないのか。 イザヤ書43章18-19節

今、世界では抑圧からの解放、人権や自由を求める人々の声が高まる一方で、それらを武力で制圧する事態が各地で起きています。格差や差別が顕在化し分断が敵意と憎しみを増幅させているように思えてなりません。コロナ禍はそこに拍車をかけているようです。SDGsが目指す一人も取り残さない持続的な発展を実現するためには、まだ多くの課題が残されています。

青山学院が目指す「愛と奉仕の精神をもってすべての人と社会とに対する責任を進んで果たす人」とは、このような世界の状況を傍観するのではなく、変革すべく自ら進んで取り組む人です。それは、多様な価値観を尊重し、対立から協働への道を模索し平和を実現する人です。

青山学院は、誰の命も大切にされ、誰もが教育の機会を保障され、誰もが公平で安全、安心して暮らせる社会を作るための教育と研究を進めてまいります。今年度開設された、「人権」を様々な観点から学ぶ、日本初のヒューマンライツ学科や、サービス・ラーニングやボランティア活動の拠点となるシビックエンゲージメントセンターも、「すべての人と社会とに対する責任を進んで果たす」ための学びと活動です。

「先にあったことを思い起こすな。/昔のことを考えるな。/見よ、私は新しいことを行う。/今や、それは起ころうとしている。/あなたがたはそれを知らないのか。」聖書は、過去の栄光にすがることを止めよ。取り返しのつかない失敗をいつまでも悔やむな。今から新しいことが始まるのだと宣言しています。泥の中から花は咲き、混沌の中から秩序が生まれ、闇の中でこそ、光は輝きます。今は変革の時、既成の概念を取り払い、常識を打ち破り新たな世界を作り出す時です。

青山学院で学ぶ者が、自分の力や才能を、すべての人と社会のために喜んで捧げる「地の塩、世の光」たる、「サーバント・リーダー」として生き、新たな世界、真の平和を作りだす者でありたいと願います。

2022.4.1

院長の紹介(経歴・学歴など)

山本 与志春[Yoshiharu Yamamoto]
1957年生まれ

学歴 1980年3月 駒澤大学文学部国文学科 卒業
主な職歴・役職等 1980年4月 埼玉県川口市立領家中学校 教諭
1990年4月 青山学院中等部 教諭
2006年4月 青山学院中等部 部長
2013年9月 キリスト教放送局日本FEBC理事
2014年4月 学校法人青山学院 常務理事
2018年7月 学校法人青山学院 院長就任