院長からのメッセージ

院長からのメッセージ
新年度のご挨拶
青山学院院長 山本 与志春
私たちは、見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に存続するからです。
コリントの信徒への手紙二4章 18節
創立150周年を来年迎える青山学院は、幼稚園から初等部・中等部・高等部・大学・大学院が互いに連携して、多様な分野で先進的な優れた教育を提供し、幅広い知識や技術を身につけ、社会に貢献できる人の育成に努めております。青山学院大学革新技術と社会共創研究所は、AI等の技術の進歩がもたらす影響と、より豊かな社会の実現に向けた社会制度や教育制度、倫理観等の研究を進めています。同時に3Dプリンターなどで、作りたいものを作ることができる「青学つくまなラボ」を開設し、児童・生徒・学生の主体的で創造的な学びを支援しています。
もちろん、私たちは見える成果や成功だけを求めているわけではありません。青山学院で学ぶ一人ひとりが人として成長を遂げ、自分や周りの人に喜びと幸せをもたらすことができるよう、キリスト教信仰に基づく教育による、精神的な支援や指導を大切にしています。
「戦争をしているところで眠れない人がいたら、夜に安心して眠れますように。ケンカした人を助けてください。嘘をついてごめんなさいを言いたくても言えない人を守ってください。神様を忘れていても守っていてください。病気の人、ケガの人、元気な人も守っていてください。神様を忘れて間違ったことをしてしまう人も守ってください。」
これは、幼稚園の平和を祈る会で捧げられた園児の祈りです。本学の教育方針「愛と奉仕の精神をもってすべての人と社会とに対する責任を進んで果たす人」とは、世界の困難な状況を傍観するのではなく、多様な価値観を尊重し、対立から協働への道を模索して、自ら進んで平和の実現に取り組む人です。すなわち、すべての人と社会に、自分の力と才能を喜んで捧げる「地の塩、世の光」たる、「サーバント・リーダー」の育成を目指しています。
青山学院は、これからも、すべての命が大切にされ、すべての人に教育機会が保障され、誰もが安全で安心して暮らせる社会の実現に向けて、教育・研究を進めてまいります。
2023.4.1
院長の紹介(経歴・学歴など)
山本 与志春[Yoshiharu Yamamoto]
1957年生まれ
学歴 | |
1980年3月 | 駒澤大学文学部国文学科 卒業 |
学歴 | |
1980年3月 | 駒澤大学文学部国文学科 卒業 |
主な職歴・役職等 | |
1980年4月 | 埼玉県川口市立領家中学校 教諭 |
1990年4月 | 青山学院中等部 教諭 |
2006年4月 | 青山学院中等部 部長 |
2013年9月 | キリスト教放送局日本FEBC理事 |
2014年4月 | 学校法人青山学院 常務理事 |
2018年7月 | 学校法人青山学院 院長就任 |
主な職歴・役職等 | |
1980年4月 | 埼玉県川口市立領家中学校 教諭 |
1990年4月 | 青山学院中等部 教諭 |
2006年4月 | 青山学院中等部 部長 |
2013年9月 | キリスト教放送局日本FEBC理事 |
2014年4月 | 学校法人青山学院 常務理事 |
2018年7月 | 学校法人青山学院 院長就任 |