理事長からのメッセージ
![青山学院理事長<br>堀田 宣彌[Nobumitsu Hotta]](https://cdn-aoyamagakuin.com/wp-content/uploads/2021/03/rijichou2021_1_01.jpg)
青山学院理事長
堀田 宣彌[Nobumitsu Hotta]
理事長からのメッセージ
新年度のご挨拶
青山学院理事長 堀田 宣彌
2019年に発生した新型コロナウイルスは、新たな人類の脅威として、世界中の人々を今まで経験したことのない事態に至らせていますが、3回目のワクチン接種によって終息の兆しが見え始めてきました。ここで改めまして、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方々に心よりお見舞い申し上げます。
コロナ禍においても、教育・研究機関としての使命を継続していくために、昨年度まではICT環境を整備した上で、オンラインによる授業・業務を導入しましたが、新学期の授業からは、キャンパス内での感染対策を徹底し、大学は主に対面授業を行い、更にオンライン授業のメリットを取り入れていきます。大学以外の各設置学校は、対面授業を実施していきます。学生・生徒・児童・園児の皆さんが、安心してキャンパスで学ぶことが出来るよう最大限尽力してまいります。
青山学院は、平和を求める願いと祈りの声として、ロシアのウクライナへの武力侵攻に対する抗議文を公表しました。戦争は如何なる理由があろうと容認されるものではありません。マタイによる福音書5章9節に「平和を造る人々は幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」とあるとおり、学院は両国の、そして世界の平和と安定を願ってやみません。
ウィズコロナの時代を迎え、コロナ禍で日常生活が大きく変容した社会ですが、誰一人として取り残されることのない平和で持続可能な社会へと導くことが求められています。青山学院は「愛と奉仕の精神をもって全ての人と社会とに対する責任を進んで果たす人間」の育成を謳った教育方針のもと、今年は中長期計画の3年目にあたり、その取り組みを確実に進め、社会の負託に応える学校として、一層のプレゼンス向上に努めてまいります。
新経営宣言のテーマ“Be the Difference”は、学院が求めている「一人ひとりを大切にする教育」です。個性を大切にし、各自がサーバント・リーダーとして世界に羽ばたいていけるよう、その実践に全力を挙げてまいります。
教育・研究活動の充実には財政基盤の安定が第一です。2年後の2024年に迎える創立150周年に向けた「AOYAMA VISION 150」では、総額150億円の募金達成を目指しております。昨年度末時点で約55億円のご寄付を頂戴しております。ここに改めて深く御礼申し上げます。現在、経済困窮を理由に学びを諦めることがないよう始めた「『学びの継続』支援コロナ募金」、また「大学新図書館建築募金」「高等部PS講堂パイプオルガン募金」を募っていますが、新しく始めます「幼稚園建設募金」についても、引き続き力強いご支援をお願いする次第です。
青山学院を支えて下さっている教職員、校友、在校生の保護者の皆様の変わらぬご支援、ご協力を切にお願い申し上げます。

理事長の紹介(経歴・学歴など)
堀田 宣彌[Nobumitsu Hotta]
1943年生まれ 三重県出身
学 歴 | 1966年3月 | 青山学院大学法学部卒業 |
主な職歴・役職等 | 1966年4月 | 株式会社守谷商会 入社 |
1979年7月 | 同社 台北支店長(1985年8月迄) | |
1996年6月 | 同社 取締役(2000年6月迄) | |
2000年7月 | 同社 常務取締役(2005年6月迄) | |
2005年7月 | 同社 専務取締役(2007年7月迄) | |
2007年8月 | 株式会社GM INVESTMENTS 取締役(2009年6月迄) | |
2009年6月 | 株式会社守谷商会 代表取締役社長(2011年6月迄) 株式会社GM INVESTMENTS 代表取締役(2011年6月迄) |
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2011年6月 | 株式会社守谷商会 相談役(2012年6月迄) | |
2012年4月 | 公益財団法人交流協会 評議員(現在に至る)
(現、公益財団法人日本台湾交流協会 2017年1月1日~) |
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2012年6月 | 株式会社守谷商会 特別顧問(2020年6月迄) | |
2015年4月 | 学校法人青山学院 理事就任(現在に至る) | |
2015年4月 | 学校法人青山学院 評議員就任 (現在に至る) | |
2015年11月 | 学校法人青山学院 理事長就任(現在に至る) | |
2021年11月 | 一般財団法人 伏見記念財団 専務理事(現在に至る) |