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先輩インタビュー

伊藤 和也 さん

大学政策・企画部政策・企画課

現在担当している業務について

私が所属する政策・企画課の主な業務の1つは、大学執行部(学長・副学長)が推進する事業に対して、様々な形でサポートをすることです。
例えば、新規事業が計画される場合は、本学が抱えている問題点や高等教育政策の動向など学内外の情報収集と整理を行い、議論のたたき台となる「事業推進のストーリー」を準備して大学執行部に提示します。そして、大学執行部が取り組むと決定した事業計画を円滑に進めるために、学内の関係部署との調整も行います。これらの過程では、一日かけて膨大な資料を読み込むことや、学内外の関係者にヒアリングに出向くこともあります。
また、政策・企画課が事務所管となっているものとして、認証評価やFD・SD等に関する業務もあります。具体的には、関連する委員会の事務局として、委員長と議題調整や資料作成などを通じて委員会運営を担っています。
どの業務も政策・企画課員の複数人がチームとなって、密なディスカッションをしながら取り組んでいます。時にはディスカッションが白熱(!)することもありますが、それは責任感があるからこそなのです。
この他にも、所属部署に関係なく多くの事務職員で構成されている「入学アドバイザー」の1人として、高校や進学相談会等に伺って本学の概要説明も行っています。また外部研修に参加して、自身の業務に関する研究レポートを作成したこともあります。

学校職員の魅力

学校職員の最も魅力的な点は、「多様な形で教育を支えられること」だと思います。
例えば、学校職員の仕事の1つに「在学生支援」があります。皆さんがこの「在学生支援」という言葉を見たとき、何を思い浮かべるでしょうか。履修指導や就職活動の支援などはイメージしやすいかもしれませんね。
しかしこの他にも、休学者や退学者への対応、留学支援、図書館や学内ネットワーク等の学修環境の整備、課外活動や各種奨学金の管理、保証人に対する情報提供なども在学生支援だと言えます。
ちなみにここで挙げた業務は、あくまでも大学・大学院に関するものです。本学院は、幼稚園から大学・大学院までを擁する総合学園ですが、それぞれの学校で行われる在学生への支援内容は異なるはずです。このように、「在学生支援」の範囲だけでも、いくつもの業務があるのです。
さらに言えば、在学生支援の他にも大学教員の研究支援や各学校の管理運営支援などもあり、在学生には直接的には関わらなくても学校にとって不可欠な業務は多くあります。
学校が持つ重要な役割の1つは、学生・生徒・児童に対する教育で、それを直接的に担うのは各学校の先生方です。
だからこそ私たち学校職員が、各学校の「教育を支える専門職」にならなければなりません。
そこに、学校職員の魅力があり、やりがいがあると思います。

就活生へのメッセージ

青山学院は、「知の塩、世の光」をスクール・モットーとして掲げています。
まさに学校職員は、本学院のスクール・モットーが示す通り、
「隠し味的に、目立たぬ行い」と「明るさと暖かさを与える」という両方の方法で、教育を支えうる存在だと言えると思います。
皆さんにとって、学校職員とはどのような存在でしょうか?
学校職員になったら何をしたいのでしょうか?
本学院の学校職員になったら、是非その答えを聞かせてください。
将来、共に働けることを楽しみにしております。